2007年08月12日

思い出鉄道写真館 (8)84年北海道


夏が来れば思い出すのは、北海道。
1984年、私が高校一年生のとき、
生まれて初めて、一人旅にでかけたんでした。

前夜、上野駅を発ち、青函連絡船で函館に着いた私を
迎えてくれたのは、網走行きの特急「おおとり」。
ここから、はじめての北海道の旅が始まりました。

●函館駅 特急おおとり
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いまや博物館に展示されるだけとなったキハ82系特急形気動車。
現在、北海道を駆け抜ける最新鋭のディーゼル特急に比べれば、
馬力も弱くスピードも遅いんですが、
古き良き「特別急行」の面影を残す気品溢れる車両でした。
函館から網走まではおよそ10時間。
終点に着くまでの間に二回食堂車を利用しました。

●常紋峠 特急オホーツク
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網走から石北本線を戻ってたどり着いた常紋峠。
駅でいうと生田原と金華という駅の間にあります。
金華から線路端をひたすら歩いた先にやってきたのは
当時の新型車両(キハ183系)による特急「オホーツク」でした。

●湧網線佐呂間駅
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私が乗った三年後の1987年に廃止されてしまった湧網線。
名寄本線(廃止)の中湧別から網走まで走っていましたが、
サロマ湖、オホーツク海、能取湖などが車窓から見える
とても景色の良い路線でした。写真は途中駅佐呂間駅での光景。

●サロマ湖の朝焼け
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湧網線の車内から撮ったサロマ湖。
雲の隙間から漏れ出てくる日光がなんとも言えぬ
荘厳な雰囲気を醸し出しています。

●函館本線普通列車
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こちら、函館本線の張碓駅(朝里〜銭函間・2006年廃止)付近。
函館本線は小樽から札幌に向かう間に
石狩湾のすぐ近くを走るところがあるんですね。
カメラを構えると、くねっと湾曲した線路が海の向こうに見えます。
荷物車と客車を混結した函館行き普通列車が走ってきました。
正確にはおぼえていないのですが、
時間的に札幌13時39分発の42列車だと思います。


およそ10日間の旅で、北は稚内、東は釧路まで、
周遊券を使って、いろいろなところを回りました。
夜は、夜行列車と駅前のごろ寝だったので、
旅費も食費もすべて込みで5万円で済みました。
こんな旅、金額的にも体力的にも、いまはできません。

はじめて一人で旅したので寂しかったのか、
意味もなく家に電話をしたのをおぼえています(笑)。
電電公社のテレホンカードを買ったのも
この旅行のときが最初でした。
posted by ひろとも at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | 思い出鉄道写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする