2007年11月15日

それでもボクはやってない【横浜地裁篇】その1

地方裁判所といっても東京地裁は首都にあるだけあって
やはり花形です。ホリエモンも来るし村上ファンドも来る。
でも、東京以外の地方裁判所はやはり地方色が豊かになります。
東京の隣、横浜地裁ですら、そんな雰囲気は漂います。

そんな中、痴漢の罪に問われてしまった横浜市職員の
刑事裁判があると傍聴仲間から教えてもらい、
傍聴仲間たちとともに横浜地裁に出かけてきました。

報道によれば事件の概要は次の通り。

横浜市中区役所の34歳係長が電車内で女子高校生に痴漢
迷惑防止条例違反で現行犯逮捕

神奈川・横浜市の職員が、電車で女子高校生に痴漢をして、
現行犯逮捕された。 逮捕されたのは、横浜市中区役所の
係長・FA容疑者(34)。 F容疑者は(5月)25日午前8時ごろ、
JR横浜線の電車の中で、高校3年の女子生徒(18)の下半身を
触るなどしたところ、女子生徒に腕を捕まれ、
菊名駅で警察官に引き渡された。
F容疑者は「やっていない」と容疑を否認している。


そしてこの事件の公判は、次のような経過で進んできた模様。
一 7月17日 冒頭陳述、罪状認否
       (被告人は起訴事実を否認)
二 9月 7日 警察関係者に対する証人尋問
       (実況見分などはいい加減だったらしい)
三 9月28日 被害者に対する証人尋問
       (被害者は痴漢にあっているとき犯人の顔を見ていない)
四10月30日 弁護人の陳述
       (被告人の無罪を主張) 

そして過日11月13日に第五回公判(14時30分より)が行われ、
この傍聴をしてきた訳です。
今回は被告人質問です。


横浜地裁403号法廷に入ると
すでに弁護人、検察官、書記官、みな揃っていました。

被告人はスーツ姿で入廷しており(保釈されている)、
ご家族は傍聴席の最前列に。その後ろに我々の傍聴仲間が。
弁護人は三人。男弁、女弁(この二人は夫婦)と若弁。
検察官は若い女検事と中年の男検事。

被告人は日焼けしていて背も高そう。
テニス部のキャプテンといった風。
女弁はしっかり者だが無口、男弁はなんだかおばさんぽい。
若弁はひげを生やした竹野内豊を小さくして小太りにした感じ。
女検事は化粧っけがなくちょっと縁遠い雰囲気の若いねーさん。
能面の小面(こおもて)を浅黒くさせて乾燥させたような顔。
男検事は設置されたモニターの影で最初は見えなかったが、
おかめのお面がおじさんになった感じでした。

裁判官が入廷して裁判がはじまります。

soreboku_hama01m.jpg

公判は次のような流れで進みました。

(1)証拠の採用について
 弁護人の提出した証拠を検察が同意するとか
 同意しないとかいったもの。
 すぐに終わった。

(2)弁護人証拠(VTR)の放映
 事件と同じ時間帯、同じ区間の横浜線車内の混雑状況を
 録画したもの。7〜8分で終わった。

(3)被告人質問
 本日のメインエベント。
 弁護人による主尋問、検察による反対尋問
 という順序で行われました。
 これがなんというか、まぁ、傑作でした。

 くわしくは次の記事にて!!

posted by ひろとも at 23:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 法廷傍聴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする