紀行文は「バカップル列車 第50号」をご覧ください。

宮古駅前の様子。手前がJRの駅舎、奧が三陸鉄道の駅舎。
駅は港(閉伊川河口)から二キロほどの距離があり、
津波は20〜30センチほどの高さで済んだという。
ぱっと見た感じでは被害の跡はほとんどなく、
日常を取り戻しているようにみえる。

市内を港側に歩いたところ、閉伊川河口から一キロ付近。
パチンコ店なのか、正面のガラスはすべて割れてなくなっている。

建物の持ち主が役所に解体してほしいときは、
「解体可」「解体OK」などのペイントをする。
シャッターにはそのほかに「バカヤロー」の文字が。

ほかの解体される建物にはこんな張り紙。
建て替えの間、営業休止を知らせるもの。

道路脇の街灯。根元からぐにゃりと曲がっている。

宮古市役所は閉伊川河口から一キロほどの場所にあるが、
津波被害はひどかった。一階部分はガラスが割れたのか、
ベニヤ板などが張り巡らされ、扉も木製の仮のものになっている。
内部も機能しているのは三階以上だけのようだ。

市役所の海側の道。すぐ右側は防潮堤。
黒々とした津波はこの防潮堤をあっさり越えてきた。

防潮堤の上から港(閉伊川河畔)を眺めたところ。
港も少しずつ日常を取り戻しているようだ。