2012年08月08日

警戒区域付近(1)飯舘村〜南相馬市

「走れ!バカップル列車 第53号 特急スーパーひたち」の旅では
いわき到着後、レンタカーで東電福島第一原発の被害で
「警戒区域」に指定された周辺を見て回りました。
※前後を含めたくわしい文章は旅行記をご参照ください。

当初いちばんに確かめたかったのは国道6号線の検問所でした。
一日目は一番遠くの南相馬市まで行って、
警戒区域北側の検問所を訪れようとしたのです。
なので、飯舘村はあくまで「通過地点」として通りました。
ところが、嫁みつこのひとことでブレーキ。
「この辺、人住んでるのかな?」
驚きました。飯舘村は一部が「計画的避難区域」に
指定されていることは知っていましたが、
まさかその「区域」を一般車が通れるとは思っていなかったのです。
「計画的避難区域」の意味を誤解してました。
住民に対して計画的な避難(指定から約1か月間で)を指示する区域で
居住の継続、立入に罰則はない。出入りも自由なのでした。
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県道に自動車は頻繁に通過するけれど、
その周辺の街に人の気配はない。
写真は飯舘村中心部にある農協ですが、
建物のカーテンは閉められたまま。
「農業を守ろう」と標語にはありますが、
人が住んでいないのでは、守りようがありません。
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その先で見かけたのは「除染作業中」ののぼり。
除染された農地の隅にはブルーシートに覆われた「汚染土」。
集めた汚染土はいったいどこで処分するのでしょう?
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県道から外れ、役場へ向かう坂道の途中。
棚田はどこも草茫々。除染されたのは全体のごく一部。
ほとんどの農地はこんな状態です。
いつになったら再び稲作ができるのか、見当がつきません。
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飯舘村役場庁舎。まだ建ってまもない雰囲気の建物。
庁舎へ向かう石畳は飯舘村特産の白御影石。
でも石の隙間からは雑草が容赦なく生えてきます。

南相馬市に出て国道6号線を南下。
途中、小高区(旧小高町)に入った付近で
「ここにも津波が来たんだね」と嫁みつこ。
ところどころに瓦礫が集められ、
あとの土地は震災後のままほとんど放置状態。
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ガードレールもぐにゃぐにゃになったままでした。
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さらに進んで警戒区域北側ギリギリまで来ました。
カーナビにも南相馬市小高区下浦付近との表示。
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国道にいきなり現れた検問所。
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こちらに近づいてきた警官とひとことふたこと話した後、
そのままUターンして来た道を戻りました。
posted by ひろとも at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 走れ!バカップル列車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする