2014年04月25日

走れ!バカップル列車 第59号 津軽線・江差線(後編)

まさに「津軽海峡・冬景色」な感じの津軽線・江差線の旅。
少年とのひとときが楽しすぎて、蟹田で危うく乗り過ごすところでした。

<旅行記本文>はこちら。
走れ!バカップル列車 第59号 津軽線・江差線(後編)

蟹田からは特急「スーパー白鳥25号」で今夜の宿、函館へ。
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3月の改正で廃止された海峡線の知内駅を通過。
疾走する特急列車からは駅名標も矢のように走り去ってしまいます。

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函館駅に到着した「スーパー白鳥」。はるばるやって来ました。

さて、翌朝は函館を一番に発車する江差線に乗車。
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江差行きのサボ。函館〜江差間のものですが、
木古内〜江差間の列車にも、このサボがかかってました(笑)

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ディーゼルカーの車内。列車はこの一両だけで走ります。

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上磯付近からは函館湾が見えてきます。向かい側は函館山。
かつて嫁みつこが「あの島、なあに」といい、思わず絶句した函館山。

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渡島当別からは函館湾を出て、津軽海峡になります。
函館山(右奥)も見える角度がだいぶ変わってきています。

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木古内駅到着。上り函館行きとすれ違います。
右手に壁のように建っているのは建設中の新幹線木古内駅。

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稲穂峠へ続く峠道。
雪に覆われた急勾配をエンジンを唸らせて登ってゆきます。

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湯ノ岱駅で運転手が受け取ってきたスタフ。
革のホルダーにスタフと呼ばれる通票が入っています。

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峠を越えると上ノ国まで、天ノ川に沿って走ります。
天ノ川って名前がいいですねぇ。「ノ」だけど。

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江差駅に到着。誰もいないホームで雪を掃く駅員。

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江差駅の駅舎。駅は町外れの丘の上にありました。

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臨時開館していて運良く入れることになった開陽丸。
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甲板にも登らせてもらいました。走りまくります。

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木古内に戻ってきました。
青森まで特急「白鳥28号」に乗車。いまや貴重な485系です。

<旅行記>
走れ!バカップル列車 第59号 津軽線・江差線(後編)

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2014年04月22日

走れ!バカップル列車 第58号 津軽線・江差線(前編)

津軽海峡をはさんで相対峙するように走るローカル線、
津軽線・江差線に乗ってきました。
江差線の木古内〜江差間は5月12日に廃止されてしまうので
いまや注目の路線です。

<旅行記本文>はこちら。
走れ!バカップル列車 第58号 津軽線・江差線(前編)

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出発は東京に大雪が降った日、東京駅にこの雪!

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青森〜蟹田間は電車三両編成での運転。
蟹田の手前では目の前に陸奥湾が。
海の向こう左手に見えるのは下北半島。

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蟹田駅の待合室。津軽蟹夫駅長の顔ハメ看板にみつこがっ!

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「蟹田ってのは、風の町だね」太宰治(『津軽』より)
太宰治が『津軽』を書いた当時、津軽線はまだありませんでした。
(『津軽』は昭和19年の作品、津軽線青森〜蟹田間は昭和26年開通)

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津軽線と海峡線の「線路」が分岐する新中小国信号場。
人里離れた津軽半島の一隅に線路四本が1kmほど並んで走る。

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新中小国信号場から数百メートル走ると、
海峡線下り線は新幹線(建設中)の高架をくぐり、
やがて新幹線と合流する。海峡線上り線は
下り線の向こう側に隠れてこちらからは見えない。

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津軽線津軽二股駅の脇には、海峡線津軽今別駅がある。
左側の階段は津軽今別駅への連絡通路。
駅は近いけど、互いの列車は接続してないし、
本数も極端に少ないので乗り換えには向いていない。
右上には「津軽今別駅」と主張する大きな看板が。
手前の足場は工事用の見張り台だろうか。
津軽今別はいずれ新幹線駅(奥津軽駅・仮称)に転用されるため、
とにかく立派なつくりになっている。

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蟹田から山あいを走った津軽線は今別で再び海岸に出る。
津軽浜名〜三厩間では津軽海峡を間近に臨む。

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終着三厩駅。開業当初より「みうまや」と読んだが、
1991年3月から「みんまや」と読むように改称された。
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そして、少年との出会いが……!

<旅行記本文>はこちら。
走れ!バカップル列車 第58号 津軽線・江差線(前編)
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2014年04月18日

オル太「オルガネラ・ダイアローグ」

会期が終わってから日もだいぶ経ってしまったのですが、
オル太の個展「オルガネラ・ダイアローグ」が
nap gallery にて開催されていました。
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タイトルにあるとおり、金沢21世紀美術館の
内臓感覚 − 遠クテ近イ生ノ声」に出品された
オルガネラ」との《対話》(dialog)をテーマにした展示です。
パフォーマーの頭部につけたカメラが
数秒間隔でとらえた画像を連続コマ状に並べた写真作品、
パフォーマンスの様子を撮影した写真を
ふたたび特殊な方法でスキャンした写真作品、
作品全体(立体とパフォーマンス)のコンセプトを
再構成したドローイング、立体をモチーフにしたリトグラフなど、
金沢での展示を彷彿とさせつつも、
さらに一歩踏み出したものへと生まれ変わっています。
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なかでも私が釘付けになったのは、
金沢での全パフォーマンスを記録した600時間のビデオを
編集したドキュメンタリー映像。
4月27日から9月1日まで雨の日も風の日も休まず続けた
すべての記録が10時間に凝縮されています。
ご迷惑と思いながら、私はnap galleryで10時間ぜんぶ見ました。
(そんだけ見たきゃ、買えといわれそうですが)
とても面白かったです。
パフォーマンスが日を追うごとに
どんどん成長していく様子が手に取るようにわかります。
梅田さんが初めて三点倒立した日、修学旅行生に囲まれた日、
衣替えした日、三回もどしゃぶりの雨が降った日……。
毎日同じようなことが繰り返されて、どれひとつとして同じ日はない。
「オルガネラ」という作品の厚みを実感した映像でした。

オルガネラ・ダイアローグ
2014年3月1日から4月6日まで開催されていました。
会場:nap gallery
posted by ひろとも at 23:42| Comment(0) | TrackBack(0) | オル太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月15日

お花見2014

関東の桜の季節は過ぎてしまいましたが、
ことしはどちらかというといろんなところでお花見できました。
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王子の桜。飛鳥山ではありませんが、駅から徒歩数分のところに
ひっそりと咲いている桜です。枝振りがよく好きな桜のひとつです。
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こちらも枝振りがいい桜。東京ドーム脇、壱岐坂下交差点の桜。
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恵比寿近くの渋谷橋交差点の桜。
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ことしは上野公園にも行っちゃいました。
大勢のひとで賑わっていました。
ていうか、こんなに人がいるのに日本語が少数派でした。
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上野公園のいちばん賑わう桜並木。
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なんという種類でしょうか。
上野公園の一角に濃いピンクの桜がきれいに咲いています。
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こちらは場所取りですかね。箱の中に入って楽しそうです。
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場所は変わって、お茶の水の湯島聖堂の桜。
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同じくお茶の水の神田川のほとりに咲く桜。
ちょうど丸ノ内線が桜の前を通り過ぎました。
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2014年04月12日

鈴木さや香個展「SEVEN SEAS & FIVE CATS」

「わん語録」本にかわいいアイコン犬や斬新なイラストを
たくさん描いてくださった鈴木さや香さんの個展が
表参道のHB Galleryで開催されています。
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昨日、早速出かけてみました。
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入口脇のディスプレイ。タイトルロゴがイラスト。
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タイトルどおり海をイメージするイラスト、
猫を描いたイラストなどたくさん展示されています。
イラストの説明を書いた文章がまたおもしろい。
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わん語録制作委員会からもお花贈らせていただきました。
アレンジ、かわいくつくってもらった。

関連グッズも充実してましたよ〜。
ポストカード、手ぬぐい、手ぬぐい袋、手ぬぐいシャツ(笑)
鈴木さんの地元、焼津では手ぬぐいルックが流行してるんだそうです。
静岡の気候にぴったりなんでしょうね。
ちなみに袋とシャツは注文生産です。
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手ぬぐい買っちゃいました。これは……ダチョウ??


●鈴木さや香個展「SEVEN SEAS & FIVE CATS」
2014年4月11日(金)〜4月16日(水)
11時〜19時(最終日17時まで)
HB Gallery http://hbgallery.com
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2014年04月08日

みつこ、センチメンタルジャーニー

4×5 (SHI NO GO)のスタジオがある文京区関口は、
みつこさんのふるさとでもあります。
ポートレイト写真を撮ってもらったあと、
神田川と江戸川公園周辺をぷらぷら歩いてみました。
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神田川沿いの桜はちょうど見ごろを迎えていました。
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この大滝橋から小学生のみつこさんは落ちそうになりました。
台風で増水していたところへ風にあおられたんだそうです。
当時は欄干がもっと低く、いまより危険な状態でした。
落ちてたら、おそらく助かっていなかったでしょう。
「みっちゃん!」
手をのばし、助けてくれたのはおねえ(みつこさんの姉)。
そのおねえはランドセルに突っ込んであったリコーダーを
川に落としてしまい、先生に叱られたそうです。

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江戸川公園から目白台へ登る階段。
この階段の上から、みつこさんはごろんごろんと落ちました。
子供だから体がやわらかかったのと、
ランドセルがクッションになってくれて、
ケガとかはなんにもなかったそうです。

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大滝橋付近にはかつて神田上水の取水口があったそうです。
このあたりは江戸散歩にもうってつけの土地ですね。
近くには水神様も祭られています。

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みつこさんが指をさすのは胸突坂。
急な階段が延々と続くので登るのはかなり苦しいそうです。
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そう言われて上まで登ったのですが、思ったほどでもありません。
「もっと長いと思ってたんだけどな」
みつこさんも首をかしげます。
きっと幼いころの記憶のままを語ったんですね。

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最後に来たのは、みつこさんの生家の前。
いまは紙袋を作る会社になっています。ビルはなぜか黄色。
幼き日の「みっちゃん」がこの路地のあちこちを駆け回っていました。
posted by ひろとも at 02:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

ポートレイト撮影

「神田川アートブロッサム2014」のイベント「日曜写真館」で
最強フォトグラファー集団「4×5 (SHI NO GO)」の面々が
ポートレイトを撮影してくれるというので出かけてみました。
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まあ、こんな感じか(笑)
撮影してくれたのは牧野智晃さんです。
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たまたま居合わせたお友だちが帰るってんで
お見送りしてたところをパチリ!
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例のポーズもやってみたよ。ハイ、たんきゅん!

いま思えば、もうちょっと真面目な顔も
しておけば良かったかなと思う今日このごろ。
やっても、できないんですけどね(笑)
posted by ひろとも at 00:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月01日

傘の内側に降る雨

見るたびに度肝を抜かれる二藤建人さんの作品。
その名も「傘の内側に降る雨」。
「彼女が身重になった。」ではじまる「作者の言葉」を読んで、
これはぜひこの目で見てみたいと思い、
会場「Antenna Media」に行ってきました。
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着いたときにはすでに夕暮れ時でしたが、
ちょうど二藤さんご本人もいて、ほかの来場者もちらほら。
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いきなりどでかいベビーベッド。
布団が敷かれているというのに雨がしとしと降り注ぎます。
だから、室内なのに床は水浸し!
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見上げれば、どでかいベッドの上にはどでかいベッドメリー。
しかもこれ、二階をぶち抜いてますね。
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二階に来てみるとご覧のとおり。
アンパンマンとか飛行機とかが
雨に濡れながら、ゆっくり回っています。

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ちょうどパフォーマンスがはじまりました。
あろうことか、二藤さんはこのずぶ濡れのベッドに
掛け布団を持ち込み、すやすやと眠りはじめます。
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オルゴールの音に混じってゴジラの音楽が流れてくると、
二藤さんは布団の中で苦しそうに悶えはじめます。
上着、シャツ、やがてはズボンまで脱いでゆき、靴を脱ぎ捨て、
梁にかかったシャツにしがみついたりしてもがき続けます。
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アンパンマンの音楽が流れ、ゴジラを退治(?)すると
二藤さんは再び静かに眠ります。紙おむつ一枚で!
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「作者の言葉」によれば、人びとは共同体をつくり、家を建て、
自然を遠ざけて暮らしやすい環境(=傘)をつくってきた。
それなのにいまその「傘」の中に雨が降っている。
それは最初遠ざけようとしていたものとは異質の、
傘がなければむしろ降ることのなかった雨だ……。

傘の内側に降る雨に濡れて、悶え苦しむ二藤さんの姿は
世間とか、空気とか、現代の社会に対する痛烈な抗議だと映ります。
しかし、二藤さんは負けなかった。
それを乗り越えようとする姿は、
同じく雨に苦しむ人びとへの応援歌でもあるように感じました。



●二藤建人個展「傘の内側に降る雨」
会期 : 2014年3月9日(日)〜3月23日(日)
場所 : Antenna Media 1F&2F
http://am-news.tumblr.com/post/77699575188/3-9-23
※会期はすでに終了しています。
posted by ひろとも at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする