トーキョーワンダーサイト本郷(文京区)にて
TWS クリエーター・イン・レジデンス成果発表展
トーキョー・ストーリー2014 第2期
が6月14日から開催されています。
オル太ほか6組のアーティストが滞在の集大成を発表しています。
オル太は昨年10月から今年1月はじめまでベルリンに滞在、
期間中、ベルリン周辺、オシフェンチム(ドイツ語名アウシュビッツ)・
アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所、
プリピャチ(チェルノブイリ発電所近隣都市)・
チェルノブイリ原子力発電所、キエフなどを巡り、
「GHOST OF MODERN」と題して、
映像、絵画、パフォーマンス衣装、造作物などを統合した
インスタレーションとして作品を展示しています。

展示作品の全体像。天井から吊されている亡霊
(パフォーマンス衣装)が圧倒的な存在感で迫ります。
正面の壁に映し出される37分の映像作品。
その舞台はベルリン、アウシュビッツ強制収容所、
チェルノブイリ原子力発電所と移っていきます。

「GHOST OF MODERN MAP」
作品世界を一枚に描きだしたもの。

作品はベルリン、アウシュビッツ、チェルノブイリの
三つにゾーニングされ、それぞれのゾーンにちなんだ
絵画が展示されています。亡霊もそのゾーンの映像に
多く登場する亡霊が近くに佇んでいます。
作品鑑賞用の椅子、絵画展示用の台などは鉄製で、
そのサイズ、高さなどは作品に由来のある
事件が起きた年号から決められています。

各ゾーンには地図を模した黒いマットが敷かれています。
部屋に対して少し斜めに敷かれているのは
東西南北の方向に合わせたため。
ちなみに地図を描く刺繍はすべてお手製。

アートドキュメンタリストの安齋重男さんが
オル太メンバーを激写。この日来場してたのは
井上、梅田、川村、長谷川の四名
(斉藤、メグ忍者、Jang-chiは韓国滞在中)。

嫁みつこも来て一緒に映像作品を鑑賞しました。

初日から一週間を経て開催されたアーティスト・トーク。
オル太からは斉藤さんが韓国から一時帰国して
クールに作品解説してました。
TWS クリエーター・イン・レジデンス成果発表展
トーキョー・ストーリー2014 第2期
会期:2014年06月14日(土) - 2013年07月21日(月・祝)
月曜休館(7月21日は開館)
時間:11:00 - 19:00
会場:トーキョーワンダーサイト本郷
※トーキョーワンダーサイト渋谷でも
別アーティストの作品が同じ会期で展示されています。
http://www.tokyo-ws.org/archive/2014/05/h0614.shtml文中敬称略で失礼しました。