2015年08月25日

寝台特急北斗星最終列車

寝台特急「北斗星」の最終列車を見送ってきました。
8月21日に下り札幌行きの最終列車が上野を発ち、
札幌まで旅立った後、23日に上り最終列車が上野に到着します。

21日上野駅。
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この電光表示が見られるのもきょうが最後です。
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乗車目標案内板。
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札幌行きの方向幕。
青函トンネル開通以前は青森までしか行かなかった列車が、
札幌まで行くことに当時は感動したものです。
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食堂車ではフランス料理のフルコースが
出ることで話題になりました。
北斗星が豪華寝台特急の草分け的存在といわれる所以です。
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食堂車のテーブルがきれいにセットされています。

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発車するとき食堂車のクルーはホームに向かって一礼します。
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下り札幌行き、上野駅は多数のファンと
多数の駅員、警官が対峙してただならぬ雰囲気でした。


23日上り上野行きは王子駅付近で出迎えました。
王子に住んでいたころ、車体や床下に雪を残したまま
走り行く北斗星をよく見かけたものです。
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ピイィィィ! 鋭い汽笛が鳴り響きます。
機関助手が手を振ってくれています。

その後、王子から鶯谷へ移動し、
最後の回送列車を見送りました。
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上野から車両基地のある尾久への回送は
「推進運転」といって機関車が後押しする方法で運転します。
長編成の列車が「意外に長距離」(尾久まで4.8キロ)を
後押しで運転するのは日本ではここだけです。


下り最終列車、上り最終列車を合わせた映像を
YouTubeにアップしました。
食堂車のウェイトレスさんがなかなかキュートです。


走れ!バカップル列車で北斗星に乗車したのは、2009年のこと。
なぜか二人とも酔ってしまって朝ごはんを食べられませんでした。
旅行記はこちら。
http://www008.upp.so-net.ne.jp/xupotomo/baka39hokutosei200906.html
ブログ記事はこちら。
http://xupotomo.seesaa.net/article/123174217.html
この機会に往時の雰囲気も味わっていただければ幸いです。
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2015年08月21日

ホテルオークラ東京(後編)

ホテルオークラ東京にはいろんなレストランが入っていますが、
なかでも有名なのが中国料理の「桃花林」。
オークラでバイトしていたというおねえ(義姉)一押しでもあります。
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ランチなんですが、かなり贅沢なコースを注文してみました。
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前菜には生のクラゲ。
「いままでクラゲといわれて食べてたものはなんだったんだろう?」
と言いたくなるほどうまい!
カニ入りふかひれスープもめちゃくちゃうまい!
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カニのツメフライもうまい! 五目チャーハンもうまい!
チャーハンに至っては、これぞ探し続けた味って感じでした。
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せっかくなので、泊まってみました。
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カードキーを手に、長い廊下を進みます。
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いちばんリーズナブルな部屋のはずですが、けっこう広い!
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すごいのはお風呂。ユニットバスじゃない!

プールにも行きましたよ!
だって夏ですもん!!
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プール入口は1階アーケードの一番奥にあります。
こちらもいい感じに昭和でした。消毒槽があったりして。
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みつこも泳ぐ!
すいすい〜っと25メートルを往復してきました。おかえり〜

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ひと泳ぎの後はタオルにくるまってお昼寝。なんだか不思議な物体です。
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あ、みつかっちゃった……。「なに撮ってんのよ〜」
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私もだいたいこんな空を眺めながらうとうと……。
気がつけば空にはひつじ雲。秋が少しずつ近づいていました。

●ホテルオークラ東京
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/
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2015年08月18日

ホテルオークラ東京(前編)

建て替えのため、この八月末で本館が閉館になる
ホテルオークラ東京に行ってきました。
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ここかしこに昭和でレトロな雰囲気を漂わせるとても素敵な建築でした。
虎ノ門の裏手にある断崖の際にあるため、
崖の上側の入口(正面玄関=米国大使館側)が5階、
下側の入口(アーケードや宴会場がある側)が1階になってます。

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有名なのが正面玄関を入ってすぐのところにある5階ロビー。
いまなお色褪せない斬新さがあります。
ランタンという照明と外光とで醸し出される適度な暗さがいいですね。
驚いたのは、この広い空間すべてがフリースペースってこと。
最近できたホテルはだいたい有料の喫茶店になってますから。
中島みゆきの『悪女』に
♫ホテルのロビーもいつまでいられるわけもない〜
という一節がありますが、ここのことを言っているのかな?
などと思ったりします。
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昭和37年に開業した本館には日本的建築美が凝縮されています。
たとえば、こんな紋様。こまやかな細工の多くは一つひとつ手作りです。
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なまこ壁(外壁)、亀甲文(1階宴会場ロビーの天井)。
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菱文(エレベーター扉)、幾何学的模様のタイル(階段踊り場)。
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ロビーの椅子とテーブルは上から見ると梅の花、ロビー壁面は蘭の花。
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宴会場入口のシャンデリアは藤の花、宴会場ロビーに三色の桐紋。
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ロビー木組み障子などに麻の葉、宴会場入口などに銀杏の葉。
この二つはメインのマークや包装紙のデザインにも使われています。

いまではなかなかできない昭和チックな設計やサインもこのとおり。
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アーケード(1階)入口のサイン、いまや持て余し気味の電話ブース。
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黒地に金文字の案内板。全体的に天井低めなので頭上注意。
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エレベーターや階段近くには緑電灯の案内表示。
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1階アーケードの佇まいや看板もレトロな雰囲気満載です。
(つづく)

●ホテルオークラ東京
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/
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2015年08月14日

寝ながらシアター

ちいさなプロジェクターを買いました。
ちょっとした思いつきで。
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この状況、おわかりになるでしょうか?
寝床が写真にうつっていないのでわかりにくいんですが、
我が家の寝床の天井にプロジェクターの映像を
投影しているんです。

「天井にプロジェクターを映したら、
 寝ながらDVDが観られるんじゃないだろーか?」


そんな、ものぐさの極みのような思いつきを実現すべく、
プロジェクターやらケーブルやらを買ってきて、
あれこれつなげたら、どうにかカタチになりました。

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早速、手持ちのDVDを再生。
特急「スーパーおおぞら」から見る北海道の雄大な眺めを
ごろごろ寝転んで見ています。
もともと家が大好きな上に、ことしは出不精を決め込んでいるので、
こんなのがあったらますます外に出なくなっちゃいます!(笑)


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2015年08月11日

上野駅高架ホームの改正前・改正後

バカップル列車第70号の上野東京ラインの話題が続きます。
上野駅の高架ホーム(列車線)の発着番線が
改正前と改正後でがらりと変わったことは旅行記にも書いた通りです。

今回は上野駅の駅名標がどのように変わったのか、
とくに上野東京ラインが関連する5番線〜9番線について
改正前・改正後を横に並べて見てみたいと思います。
※改正前(左)の写真は2015年2月22日、改正後(右)は3月28日撮影

●5番線
20150222_7739_改正前_上野5番.jpg20150328_8005_改正後_上野5番.jpg
改正前の写真は今年2月に撮ったものですが、
すでに駅名標は改正後のものに交換されていて、
3月の改正日まではシールでの対応となっています。
改正前は、5番線〜8番線は東北・高崎線の発着に使われていて、
上野駅が終点のため、東京側に駅名はありませんでした。
ラインカラーもオレンジ一色。
改正後は、5番線は東北・高崎線の北行の発着に使われます。
ひとつ手前の駅に東京が加わっています。
ひとつ向こう側の駅は尾久で変わりありません。

●6番線
20150222_7738_改正前_上野6番.jpg20150328_8006_改正後_上野6番.jpg
6番線は改正で大きく変わったところです。
発着列車は原則的に常磐線北行(中距離電車・快速電車)になりました。
朝のラッシュ時間帯に東北・高崎線の北行にも使われるので、
ひとつ向こう側の駅は従来の尾久はそのまま、
新たに日暮里が加わりました。ひとつ手前の東京も加わっています。
東京方向への列車がないので、駅名の文字が小さくなっていて、
緑のラインがまっすぐ切られた形になっています。
路線を示すラインカラーは東北・高崎線のオレンジ、
常磐線中距離電車の青、常磐線快速電車のエメラルドグリーンの
三色がちまちまと並んでいます。

●7番線
20150222_7741_改正前_上野7番.jpg20150328_8008_改正後_上野7番.jpg
こちらは原則的に東北・高崎線南行に使われます。
ラインカラーはオレンジのみ。
尾久方向に発車する列車はほとんどないため、
緑のラインの「矢印形」が消え、端がまっすぐになっています。
駅名の文字も小さくなりました。
逆に東京側は緑の線が矢印形になっています。

●8番線
20150222_7742_改正前_上野8番.jpg20150328_8009_改正後_上野8番.jpg
8番線は原則的に常磐線下り特急列車のホームになりました。
行き先に尾久が消え、日暮里に変わりました。
例外的に東北・高崎線の南行も使うため、
東京の駅名とオレンジのラインカラーが増えたのはいいのですが、
ひとつ手前の駅に尾久がないのがちょっと謎です。

●9番線
20150222_7745_改正前_上野9番.jpg20150328_8011_改正後_上野9番.jpg
9番線〜12番線は常磐線のホームでしたが、
改正後の9番線は原則的に常磐線南行(特急含む)になりました。
東京が緑の矢印形とともに新たに加わっています。
快速電車はいままで使っていなかったのか、
エメラルドグリーンのラインカラーが加わっています。
上野始発の下り常磐線が使うこともあるので日暮里も緑の矢印形のまま。
東北・高崎線が使用することはないはずなのですが、
なぜかラインカラーにオレンジが加わっています。

旅行記には書ききれなかった上野駅の地平ホーム
(13番線〜17番線)の発着番線ですが、
ダイヤ改正後も残っている上野発着列車
(東北線・高崎線・常磐線特急)が主に使うようになっています。
こちらはむしろダイヤ改正前とほとんど変わらない感じです。


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2015年08月07日

アクセス数1000突破!

先日8月3日のことだったようなんですが、
このブログ「気まぐれ写真日記」の一日のアクセス数が
1000を突破しました。
スクリーンショット 2015-08-07 3.53.57.jpg
ブログ10年やってて、こんなことは初めてです。

訪問者数がアクセス数に比べてかなり少なめなんですが、
お一人当たりたくさんのページを見てくださったんでしょうか?

とにかくうれしいし、ありがたいことです。

ちなみに記事数は、この記事で911番目になります。
記事数も1000突破めざして、いや、もっとたくさんめざして
これからもちんたら続けようと思います。

posted by ひろとも at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

走れ!バカップル列車 第70号 上野東京ライン【前面展望】

バカップル列車第70号の上野東京ライン
今回は東京駅から上野駅発車までの前面展望写真をご紹介。
取材日は2015年3月27日(勾配票のみ5月23日)。
乗車したのは、常磐線快速電車品川発成田行1693H列車です。

<旅行記本文>はこちら。
走れ!バカップル列車 第70号 上野東京ライン

01東京駅発車.jpg
東京駅発車。東京駅北側の配線は、7・8番線の分岐、9・10番線の分岐に
シーサスクロッシングひとつのシンプルなもの。

02東京神田間線路改良部.jpg
東京駅構内から首都高速をくぐるまでの900メートルは線路改良部。
いくつも並ぶ線路の左端は重層階にホームのある中央線の線路。
中央線は通常の高架部へ下る勾配となっています。
中央線の線路と上野東京ラインの間には
山手線・京浜東北線の複々線が走っていて、
この並走区間は上野の先の日暮里まで続きます。
右側は東北・上越新幹線の線路。

03東京神田間アプローチ部開始.jpg
中央線は首都高速をくぐるために東京駅から下り勾配。
こちら上野東京ラインは首都高速をくぐってから登り勾配。
ここからは1.3キロの高架橋新設部になります。

20150523上野東京ライン勾配標_東京方のコピー.jpg
東京方アプローチ部の登り勾配票。
「34.48‰」とあるのがかろうじて読めますね。

04神田駅付近重層部.jpg
350メートルのアプローチ部を登り切って重層部へ。
重層部はおよそ600メートル。この下がちょうど神田駅。
いままで見たことのない新しい風景が見えてきます。

20150523上野東京ライン勾配標_秋葉原方のコピー.jpg
重層部が過ぎると秋葉原方のアプローチ部。こちらも350メートル。
こちらは東京方と微妙に異なり「34.25‰」です。

05神田秋葉原間アプローチ部.jpg
秋葉原駅へ向かって下り坂。
頭上ぎりぎりのところを総武線ホームがかすめます。
最初通ったとき思わず首をすくめてしまいました。

06秋葉原御徒町間三線並走.jpg
秋葉原を過ぎると、東北・上越新幹線は地下に潜り、
右側には「引上線」が並びます。
ここから上野までの1.6キロは再び線路改良部。
上野東京ラインは「下り線」「上り線」「引上線」の三線に。
いま走っているのは「下り線」です。

07秋葉原御徒町間上野駅第二場内信号機.jpg
御徒町駅の手前で上野駅の第二場内信号機があります。
まっすぐ進んで5番線に入る列車と
渡り線をわたって6番線〜9番線に入る列車をここで区別します。
信号機の下には電光掲示板があって、上野の到着番線を示します。
この快速電車は6番線に入るので「6」の表示。

08御徒町渡り線.jpg
御徒町の脇で一箇所目の渡り線。
「下り線」から「上り線」へ。「上り線」から「引上線」へ。
こちらの列車は「下り線」から「上り線」への渡り線をわたります。
ここでは「上り線」と呼んでますが、本当は「下り副本線」ですね。
「引上線」も上野駅からここまでは「上り本線」です。

09御徒町上野間二つ目の渡り線.jpg
御徒町と上野の中間付近に二箇所目の渡り線があります。
「上り線」から「引上線」へ。
この渡り線は8番線へ入る常磐線下り特急が使用します。
ここから8番線までの区間、南行列車と常磐線下り特急という
方向の異なる列車が「単線」状態で線路を使うことになり、
輸送上のネックとなっているのです。
常磐線下り特急は朝の「ひたち1号」(品川6時44分発)以降、
「ひたち7号」(品川9時44分発)までは上野始発。
上りは「ひたち2号」(品川9時13分着)までは
すべて上野止まりとなっています。

10上野駅到着_常磐線.jpg
こちらの常磐線快速電車(北行)は6番線に入るため
「上り線」(下り副本線)を直進。いよいよ上野駅に到着です。

ここで上野東京ラインは終わりですが、
もう一枚写真をご紹介。
11上野駅発車_常磐線.jpg
常磐線快速電車が上野駅を発車したところ。
画面右下に複雑な形のポイントがありますが
(ダブルスリップスイッチといいます)、
このポイントが常磐線北行(下り)列車と
東北線・高崎線南行(上り)列車が平面交差する地点です。
この平面交差があるために、常磐線の下り列車は
朝から10時半ごろまで6番線を使えず、
すべて上野始発(10線以降のホームを使用)となっています。

【参考】上野駅高架ホーム(列車線)構内配線図
(画像は縮小されています)
baka70gazo01.jpg

<旅行記>
走れ!バカップル列車 第70号 上野東京ライン
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走れ!バカップル列車 第70号 上野東京ライン

バカップル列車もついに70号を数えるまでになりました。
今回の旅は極めて近い場所で、バカップル列車史上最短列車でもある
上野東京ラインです。わずか3.6キロの旅へ、出発進行!

<旅行記本文>はこちら。
走れ!バカップル列車 第70号 上野東京ライン

出発は東京駅。
上野東京ライン北行列車(東北線・高崎線方面)は
7番線・8番線から発車します。
20150317_0127873.jpg
ホームへ上がる階段の脇には列車の行先や時刻を示すLED掲示板。
これまで東京駅では見ることのなかった駅名が並んでいます。

20150317_027886.jpg
北行の普通列車は通常7番線、南行の普通は10番線から発車。
こちらは特急「ときわ65号」。8番線から発車します。

20150317_037882.jpg
7番線・8番線ホームから神田側を見たところ。
はるか彼方に重層部へ向けた急坂が見えています。
ちょうど南行列車(東海道線方面)が
その坂を下っているのが小さく見えます。

20150317_04tokyokanda.jpg
いよいよ上野東京ラインの発車です。
重層部への東京側アプーロチ部は34.48パーミル(‰)の急勾配。
最近の電車はこんな急勾配も難なく昇り降りします。
ちなみに重層部通過後の秋葉原側アプローチ部は
34.25パーミルの勾配です。

20150317_05akibaokachimachi.jpg
上野東京ラインは秋葉原駅は通過。南行電車とすれ違い。

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上野駅到着後しばらく写真撮影。
みつこさんは撮影の間、ずっと待っててくれます。
いかにもつまんなさそうな顔ですが。

20150317_067897.jpg
上野駅構内には上野東京ラインのために
LED掲示板が増設されました。
伊東、品川、小田原、熱海……
いままで上野駅で見ることのなかった駅名が並んでいます。

20150317_077899.jpg
改札を出た中央改札前の空間には
上野東京ライン開業を知らせる巨大な垂れ幕。
北陸新幹線(長野〜金沢間)延伸開業の垂れ幕もありました。

<旅行記>
走れ!バカップル列車 第70号 上野東京ライン

<上野東京ライン(東北縦貫線)に関する過去の記事>
2013年12月10日「東北縦貫線(上野東京ライン)」
http://xupotomo.seesaa.net/article/382348602.html
2014年09月10日「東北縦貫線(上野東京ライン)試運転開始!」
http://xupotomo.seesaa.net/article/405150985.html

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2015年08月04日

どこにでもいそうなふつうの主婦が刑務所に入るまで(2)

なにげなく覗いた法廷がなかなかに奥深かったこの事件。
第二回公判と判決言渡しの様子を記します。
前回時間切れのため途中で終わってしまった
被告人質問の続きからはじまります。

      *      *      *

平成27年 道路交通法違反

平成27年6月××日 公判(第二回) 被告人質問

(1)被告人質問
弁護人の主尋問は、被告人が実刑判決を受けて家にいなくなることにより、家族がどれだけ困るかという一点に焦点が当てられた。
被告人によれば、まず義父が困る。右目を失明しており、洗面所をトイレと間違えたりといった症状も出ている。介護保険も使えない現状で、被告人がいなければ世話をする人がまったくいなくなってしまう。
高校に進学したばかりの長男もまだ手間がかかる時期である。長女も被告人の代わりはいないといってくれている。C市に住む被告人の実母のことも心配だ。
無免許運転をしたことについては、一時の感情によるものである。自分が自分じゃないような感じになってふだんはしないことをしてしまった。
終わりが見えないこの生活から逃げ出したいという気持ちもあった。違ったカタチでの生活になってもいいんじゃないか、いっそ刑務所にでも入ってしまえばいいんじゃないかとさえ思った(「いっそ刑務所に」の発言を受けて、反対尋問をした検事自身が焦り、それを察した被告人との間に妙な空気が生まれて、なんとかその場を取り留めたという一幕もあった)。

20150729002tm.jpg被告人

そんな中、同じく介護に追われている友達と一目会って話をすれば、いくらかでも気が紛れるのではないかと思った。その友達は長女の高校時代のママ友で、介護の程度はその友達の方が大変そうだった。友達には悪いと思ったが彼女と会えば、あの人ががんばっているのだから、と自分も楽になれると思った。ちょうど当日、その友達がほしいと言っていた化粧品が届いたので、それを届けがてら一時外出することにした。
移動手段については、自転車、タクシー、バスいずれも時間がかかるので考えなかった。やはり義父が待っていることを考えると長時間家を空けるわけにはいかない。免許は取り消されているが、やむなく自動車で出かけることにした。
検察官は三回目の無免許運転で起訴されているのに、その初公判前にダイハツココアを購入したことをまったく反省の姿勢が見られないと追及する(検察官がこのことを言った瞬間、傍聴席から「そりゃ、だめだよ〜」というため息のようなものがもれてくる)。
被告人はダイハツココア購入については、長女の自動車免許取得を控えてやむを得なかったと説明し、さらに介護がギリギリの状態で大変であったことなどを理由に加え、いっそのこと生活を変えてもいいとなどと支離滅裂な発言をしはじめて、検察官に話を遮られてしまう。
被告人の感情の高ぶりはなおもおさまらず、実父の死に目にも会えない自分がなぜ義父の介護にかかりっきりにならなければならないのか、なぜ自分だけがこうなってしまうのか、義父はふだんは温厚な性格であるが自分にだけはまるでお手伝いさんであるかのような扱いをする、夫は無免許運転をするなと口ではいうが、実際には家庭のことを見てくれないし、介護もしてくれない……と涙を流しながらそれまでの不平や不満を質問への答えにぶつけ続けた。
そんな流れの中にありながら、検察官とのやりとりにおいて被告人は割と冷静な受け答えをする。「いままで四回しか無免許運転をしていないのに、その四回とも警察に検挙されているのはおかしいと思いませんか?」という質問に対しては、「おかしいとは思いません」ときっぱり答え、「前回の無免許運転の裁判でももう運転しませんといいながら今回の裁判となった。今回もう運転しませんと言われても信用できない」という検察官の再度の追及にも「それは信じていただくしかない」と言い切った。
被告人質問後半になってきて、被告人の口調もだいぶ落ち着いてきて、今回裁判になったことを受けて、みんなが変わってくれたことはよかったことだと言う。
家族ともよく話すようになった。転居以来ひととおりのあいさつぐらいしかしてこなかった近所の方とも今回の事情を含め、いろいろと話ができるようになった。自分をお手伝いさん扱いしていた義父も人として見てくれるようになった。生活の質が少しだけあがった。きょうもいま家を空けているが、隣のKさん、もしくは向かいのSさんが義父をみてくれている。
最後に裁判官が、介護への憤りや生活を変えたいといったやけっぱちな感情もありつつ、一方でふだんの生活をキープしたいがゆえに長時間の外出はできないと判断し、それらが自動車の運転につながったという理解で良いか、と被告人に確認を求め、被告人もそれを認めた。

(2)求刑
弁護人は、過去の前科には疑義があり、公訴事実を争えば無罪の可能性もあったと言うべきで、また被告人が家庭をあけることは家族のみんなが困ることでもあるので、再度の猶予ある判決を求めた。
検察官は、前科が多く再犯の可能性も高いことから、懲役七月の実刑を求めた。


      *      *      *

どうやらこの主婦、免許取消を受けた後も
日常的に無免許運転を繰り返したようです。
果たして、今回も執行猶予付きの判決になるのか。
それともこんどこそ実刑になってしまうのか。
公判は二回で結審したので、数週間後に判決言渡しとなりました。

      *      *      *

平成27年7月××日 判決言渡し
(1)判決
懲役六月(実刑)。
裁判官は、被告人は業務上過失致死罪、自動車過失運転傷害罪の後、三度の無免許運転を繰り返し、その後、今回の事件を起こした。義父の介護といった家庭の事情を鑑みても、これは到底正当化できるものではないので、上記のとおり罪を償え、とした。

20150729003saibankan.jpg裁判官

(2)証拠の追加
判決の言い渡しは11時30分からの予定であったが、弁護人からの証拠の追加があり、10分ほど予定外の時間が発生した。判決言い渡しは11時50分であった。


      *      *      *

やはりというべきか、懲役六か月の実刑判決となってしまいました。
無免許運転を繰り返しただけでも刑務所に入れられてしまうんですね。

協力:Oさん
※(1)〜(2)を通じて取材、資料提供等にご協力いただきました。
posted by ひろとも at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 法廷傍聴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする