2015年12月15日

林海象映画大学@ginza Bar le sept

ときどきおじゃまする銀座のBar le sept(ルセット)で
林海象 映画大学」が開催されるというので参加してきました。
林海象監督のこと、じつは存じ上げてなくて、
今年一月、西麻布のとある会合でお目にかかったのが最初でした。
ちょうど『GOOD YEAR』という映画が公開されたころです。
当時はどんな映画をつくっているのかもわからず、
「なんか面白いおじさんだなー」というのが第一印象(笑)。

それから一年近く経ち、そのバーに林海象監督が来ると知りました。
西麻布のときとはまったく別のつながりなのに、
今年のおわりに再びお会いする偶然に不思議な縁を感じます。

監督の作品をまったく観ないで再会するのも失礼なので、
バーテンダーさんに勧められた
私立探偵濱マイク」シリーズを観てみたらものすごく面白い!
三部作なのですが、第一部の最初の三分で大ファンになりました。
永瀬正敏はじめ出てくる役者さんたちの若いこと。
二十年も前の映画なんですね。

そんなこんなで迎えた当日。
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まさしく濱マイクのファッションで登場した海象監督。
私立探偵551 流れよ我が涙、と探偵は言った
  (出演:北村一輝、夏生ゆうな、鈴木砂羽、2002年)
乙女の祈り』(出演:永瀬正敏、夏生ゆうな、1997年)
GOOD YEAR』(出演:永瀬正敏、月船さらら、2014年)
という短編三作を鑑賞しながらその合間に繰り出される
お話はとても面白く笑いが絶えませんでした。
「目に見えないものも映画なら撮れる」とか、
内容はものすごく真面目なんだけどなぜか話は面白いんだな。
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大盛況の余韻さめやらぬ中、一緒に写真を撮っていただきました。
海象監督の映画大学は来年一月も六本木で開催されるそうです。
今回逃した方は、ぜひ!!
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2015年12月11日

斉藤隆文(オル太)「おぼろげな凱旋ス」

オル太の斉藤隆文さんの個展
おぼろげな凱旋ス」が
吉祥寺のArt Center Ongoingで開催されています。
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2階の薄暗い展示室に入ると、
モニターとスピーカーがいくつもあって、
それぞれからバラバラに映像と音声が流れています。
真ん中に塔のように立っているのは、
かつてどこの家にもあったような家電や家具たち。

よく見ると、おじいさんが歌をうたっていたり、
なにか思い出しながら紙に文字を書き連ねています。

実はこのおじいさんは斉藤さんのお祖父様で、
斉藤さんが子供のころ教えてもらった
日露戦争のときのしりとり歌を書いてもらっているのです。

作品はまさにそのしりとりのように歌から絵へ、
芋はんから編み物へところころ転がるように展開してゆきます。
和歌でいうなら連歌のような感じでしょうか。

芋はんはどういう訳か、御名御璽の芋はん。
これをお祖父様、お祖母様と一緒に
天ぷらにして食べるという映像はなかなかユニークです。

この作品のために斉藤さんは千葉県の実家に帰り、
お祖父様との対話を繰り返したそうです。
そのやりとりは禅問答のようでもあり、
試行錯誤のプロセスであり、
すでにそのものが作品であるように見えます。

会場に身を置けば勝浦が産んだ
奇才・斉藤隆文の世界にとっぷりと浸ることができます。


斉藤隆文(オル太)「おぼろげな凱旋ス」
2015年12月13日(日)まで ※会期あとわずかです!!
アートセンター・オンゴーイング
東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
http://www.ongoing.jp/ja/index.php
posted by ひろとも at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | オル太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月04日

ひさびさのデルソル

もうだいぶ前(一か月以上前)ですが、
ひさびさにオルケスタ・デル・ソルのライブに行ってきました。
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会場はいつものように原宿クロコダイル。
全身に刺さってくる歌声と楽器の音量。この距離感。
こんな感覚、デルソルのライブぐらいでしか味わえません。
これぞライブ!って感じ。
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新ボーカルのフリアンもメンバーとして板についてきました。
そして今回は岸ノリコさんがゲストでボーカルに参加。
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デルソルのライブがおもしろいのは、
ときどきキムチさんがコントをしてくれるとこ(笑)。
今回は宍戸錠のものマネをしてくれました。なぜか私に向かって!?

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デルソルのライブがおもしろいのは、
「アンコールの儀式とかややこしいのキライなので、
 続けて歌っちゃいまーす!!」
ってアンコールの曲もそのまま歌っちゃって、
どんなに盛り上がっていてもぜんぶ終わると、
「埼玉に住んでるやつの電車終わっちゃうんでおわりー」
ってさっさと終わるとこ(笑)。

弾けて、笑って、楽しかったー。電車ごっこもできたし。

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2015年12月01日

日本国有鉄道百年史

前々から欲しいとは思っていたんです。
調べものをするたびに図書館に行くのも面倒だし、
鉄道おたくを自認するなら持っていた方がいいんじゃないかと。
でも、古本ですら全巻揃っているのだと30万円前後。
なかなか手が出ませんでした。

ところが先日、神保町のとある古本屋さんで
全巻揃って7万円で売っていました。
なんでもおばちゃんがカラダが動かなくなってきて
閉店しようと思うから、全品三割引にしてるんだそうで。
だから7万円なのかと納得しつつ、それでもやっぱ高いなぁ。
だいぶ手に入りやすくなってはいるんですけど……。
そのときは後ろ髪引かれつつ、買いませんでした。

しばらく考えてみて、
次に行ったとき、まだ売れてなくて残っていたら買おう。
そう決めてまたその古本屋さんに行きました。
まだ、ありました。
奥付も確かめました。復刻版ではありません。
多少痛んでもいますが、発行年を考えれば致し方ありません。
急いでATMでお金を引き出してきて「おばちゃん、これください!!」

「あいよ」
そういうと、おばちゃんはなにやら電卓で計算してから
「はい、おつり」2万1千円くれました。
「へっ、なんで?」
「だって、ここに書いてある値段の三割引だから」
「あっ…はぁ…そうなの……!?」
なんだか拍子抜け。てっきり10万円の三割引だと思ってました。
ということは、ものすごくお買い得品じゃありませんか!!
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日本国有鉄道百年史』(日本国有鉄道、1969〜1974)は
日本の鉄道がいちばん輝いていた時代を描く貴重な史料。
本編が1巻から14巻まで。そのほかに年表、通史、索引・便覧、
別巻「国鉄歴史事典」、写真史が各1巻の合計19巻。
1969(昭和44)年から1974(昭和49)年にかけて刊行されました。
戦後の事業体である国鉄が編纂したものですが、
官設鉄道といわれた明治5年の創業から、
つまり日本の鉄道のはじまりからの記述があります。
いまは全国の鉄道を網羅的に語れる鉄道事業者がありませんから、
このような史料は、異常事態が起こって
鉄道全線国有化でもされない限り、二度と出ないでしょう。

しばらくの間「やっと出会えた」という満足感に浸っていましたが、
二日がかりで家に引き取ってくると
置き場所がないことに気づき困り果てました(笑)。

神保町の古書街がNHKの
ドキュメント72時間「世界最大 古書の迷宮へようこそ」
で放送されるそうです。
放送はこんどの金曜日(12月4日22時55分)。
私が『百年史』を買ったおばちゃんのお店も取材されていました。
おばちゃん、テレビに出てくるかな〜。楽しみ♪
http://www4.nhk.or.jp/72hours/
posted by ひろとも at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする