2006年07月29日

思い出鉄道写真館 (5)EF58形電気機関車

80系湘南電車先頭車の顔によく似たデザイン。「ゴハチ」という呼び名で親しまれたEF58形電気機関車は、ともすれば脇役に追いやられがちな電気機関車の中でもスターと言っていいほどの人気者でした。
きょうご紹介する写真はいずれも1984年の冬から春にかけて撮影されたもので、東海道線・山陽線を走破する急行荷物列車を牽引するEF58の在りし日の勇姿です。

●根府川鉄橋シルエット
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思い出鉄道写真館 (3)113系湘南電車」の二番目の写真と同じ場所(東海道線根府川付近)から撮影したもの。朝の太陽をバックに走るその姿は神々しささえ感じられました。


●小郡駅にて
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いまは新山口と改称された小郡駅での一コマ。下関から東京までの長い旅はまだ始まったばかりです。春まだ浅い山陽路では、機関車から吹き出す暖房用スチームの煙が白くゆったりと漂っていました。


●瀬戸内の海を見ながら
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山陽線の中でも富海〜防府間は瀬戸内海がとてもよく見える区間。山が海岸まで迫り、線路はその隙間のわずかな平地を走ります。入り組んだ海岸線に沿って線路も右に左にカーブして、海を眺めながらの汽車旅は時間の流れがふだんと違うような感覚です。


●伊吹山麓をひた走る
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関ヶ原からやや京都寄りに下った柏原〜近江長岡間の東海道線。写真撮影時は、雲が低くたれ込めていて、あいにく麓付近しか見えてませんが、晴れた日にはバックに伊吹山が堂々とそびえる、そんな場所です。

EF58は荷物列車の廃止とともに第一線を退きました。その多くは廃車されてしまいましたが、お召列車牽引用とされた61号機は、いまでもときどき見かけることがあります。

posted by ひろとも at 01:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 思い出鉄道写真館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
早速EF58を興味深く拝見しました。根府川も防府も景色がきれいで写真をとる場所へのこだわりが感じられます。ところで、荷物列車を撮影するには荷物列車の時刻を時刻表で調べていたのですか。それともひたすら荷物列車を待たないと撮影できなかったのですか。どうやってシャッターチャンスに遭遇したのかがよくわかりませんがこれらの写真は力作ぞろいですね。
Posted by さらりとした梅酒 at 2006年07月29日 08:50
さらりとした梅酒さん、コメントありがとうございます。

当時は東海道・山陽線の荷物列車は交通公社(現・JTB)時刻表
(各路線の末尾部分)に掲載されていました。
ただし、それだけでは途中駅での通過時刻を充分に
把握できないので、広島の駅長さんに2分目の
列車ダイヤをいただいて、それを利用していました。

EF58の写真は、ここにあげた4点以外にも
気に入った写真がまだあるので、
EF58第二弾を掲載しようと考えています。
Posted by ひろとも at 2006年07月29日 21:22
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