2007年03月24日

法廷傍聴

昨日3月23日は、あったかくて春らしい陽気。
友達と霞が関の裁判所(東京地裁・東京高裁)に行ってきました。
さいきん流行りの法廷傍聴♪ってやつです。

とある民事事件の傍聴に出かけてきたのですが、
昨日は新聞紙面などを賑わす著名事件が多数あって、
荷物チェックなどのある入口には行列ができていました。

目的の訴訟の弁論はあっさり終わったので、
ライブドア事件の会計士が被告人になっている事件の傍聴へ。
大きな104号法廷。著名事件なのに傍聴券は必要ありませんでした。
空席があったので(立見での傍聴はできません)法廷に入ると
判決の言い渡しはすでに始まっていました。
裁判長の「・・・刑の執行を猶予する」というところだけ聞こえたので、
執行猶予出たんだ〜っと思っていたんですが、
あとで聞いたら若い方の会計士は実刑だったそうです。

萌え系ウェイトレスさんのいる地下の喫茶室で昼ごはんを食べたあと、
傍聴券の必要な裁判も見てみたいということで、
オウム真理教中川智正の控訴審(高等裁判所)の傍聴へ。
整理券が配られるのでいったん建物の外に出て行列に並びました。
20070323bouchou02m.jpg

するとそこへ阿曽山大噴火さんが登場!
ロン毛に金髪、ピンクのフリース、デニムのロングスカート。
その特異な風貌が周囲を圧倒させます(笑)
20070323bouchou07tm.jpg

傍聴券がもらえるかはパソコン抽選で決まります。
幸い友達も私も当たり。阿曽山大噴火さんはハズレてしまったようです。
ハズレてもライブドア事件(会社)の判決、
薬害肝炎訴訟の判決もあります。
材料は揃っています。とにかく昨日はてんこ盛りでした。

さて、当たった人は傍聴券を受けとります。
おおおおぅ、はじめて見る傍聴券!!
20070323bouchou01m.jpg

725号法廷へ向かいます。
一般的な事件の傍聴と比べてセキュリティチェックが厳しく、
男は荷物、女の人もカメラ付き携帯電話などを預けなければいけません。
ノートとえんぴつだけ持って傍聴席へ。
被告人中川智正はすでに入廷していました
(「被告」は民事訴訟の用語)。
しかもふつーの格好で。腰ひもも手錠もはずされていました。
20070323bouchou05t.jpg

すぐに開廷(13時15分)、弁護人の意見陳述がはじまります。
ひげをはやしたちょっとクセのありそうな弁護士。
いわゆる人権派ってやつ?
20070323bouchou03t.jpg
たらたらと、しゃべるしゃべる。
被告人は自分の意思で犯行をしたのではない、
神秘体験をしていた、トランス状態になった、
責任能力はなかった……など、たらたらたらたら。

あまりに長くて、裁判長の姿勢がだんだん下がってくる。
20070323bouchou04t.jpg
椅子の背もたれがやたら大きく見えてくるぞ。


この空気、なんだ。


裁判官(3人)、検察、傍聴席……。
ここにいるほとんどの人びとの間にけだるい空気が漂う。
ものすごくやる気なさげ。

退室してしまう傍聴人、居眠りする傍聴人。
私も居眠り。
友達も居眠りして挙げ句、
うん♪
だなんて寝言までいってる(笑)。
(本人曰く「自分の寝言で目が覚めた」)

がんばっているのは陳述している弁護人だけ。
裁判官がしびれを切らして、
「陳述開始から一時間たっています」
と言う。それに対し、弁護人、
「二時間以内には終わらせます」
オイ、他の人にしゃべらせない気かよ!!(笑)

結局、開廷から1時間45分たって、三人の弁護人の意見陳述が終わった。

いままで寝ていた検察官が立ち上がる。
20070323bouchou06t.jpg
「原審に誤りはない。よって本件控訴は棄却されるべきである」
それだけ言っておわり(笑)。

そんなわけで一同やる気なさげのままに結審。
判決言い渡しの日は追ってお知らせするということになった。

「こりゃ、棄却だよね〜」
口々に言いながら、法廷を出る。

いやぁ〜、いろいろなことがありすぎて、力が抜けました。



(注)写真はすべて、撮影が禁止されていない場所で撮影しました。
 法廷では写真撮影、録音、危険物の持ち込みなど禁止されている
 事項がいくつかありますので注意が必要です。
 法廷傍聴については下記「裁判所」のHPなどを参考にしてください。
http://www.courts.go.jp/kengaku/botyo_tebiki.html
posted by ひろとも at 18:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 法廷傍聴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
阿曽山大噴火は知りません。タレントですか。あと、テレビに出てくる裁判の様子のイラスト以上に雰囲気が伝わってきました。裁判と言うと厳粛に行われると思っていましたが案外気軽に入れるようなのでびっくりしました。やる気なさそうに裁判を進めたので拍子抜けしました。あと、裁判は途中で休憩を挟んで朝から夕方までやるものもあるし、短時間で終わるものなら1日に2つか3つぐらい傍聴できるのですね。
Posted by さらりとした梅酒 at 2007年03月24日 19:36
さらりとした梅酒さん、こんばんは。
お褒めのお言葉ありがとうございます。
けっこう気軽に行ける雰囲気を感じてもらっただけでも、
きょうの記事は大成功です。
法廷というと敷居の高い印象を受けてしまうのですが、
誰でもいつでも(ただし平日 笑)行けるのです。
ぽっかり時間が空いたから地裁でも行ってみっか、みたいな。
まずは刑事の即日にでも判決の出そうな事件を
傍聴してみてはいかがでしょう?
麻薬、強制わいせつ、入管法違反あたり。
昨日もそんな事件ばかり10ぐらい並んでいる
「初心者向け」の法廷がありました(笑)

ちなみに阿曽山大噴火については
以下をご参照ください。
http://www.okw.co.jp/profile/09.html
Posted by ひろとも at 2007年03月24日 21:22
うん♪
この一言で目が覚めました(笑い)
オウム裁判はぐだぐだ感満載だと聞いてはいましたが、
実際傍聴してみてナルホドと実感しましたね。
何しろ記憶が無くなる位ですから。
寝言を言うなら退席させられない程度にと、心に誓ったワタクシです。

Posted by 芋太郎(同級生(仮)改め) at 2007年03月24日 22:01
うんうん♪
おいら努力したですよ。
寝言人が誰か特定できないように・・・笑
自らカミングアウトなさるとは度量の深さを感じます。
参りました(^_^;)
Posted by ひろとも at 2007年03月25日 00:09
へぇ〜やっぱり東京ですね。
いろいろある。

てっきりお仕事に関係ありそうな
そんな事件の傍聴に行かれたのかと思いきや
そんな事件以外も見に行かれてたんですね。

私は裁判所の雰囲気がイヤで
それに腰縄さんと会うとこっちがなんか悪い気がして
余程でないと行きたくないですぅ
Posted by さくら at 2007年03月25日 15:42
さくらさん、お返事大変遅くなり申し訳ありません。
なんとか浮上してきました(笑)
法廷傍聴は4月1日の記事にあるとおり、
訴訟の勉強の一環としてはじめたことなんですが、
なかなか面白くて、だんだん脱線して、
霞っ子倶楽部みたいになっちゃったんですね。
腰ひもさん、たしかに最初はぎょっとします。
でもこれで怖じけてはイカンと思い、
がんばって見届けることにしています。
Posted by ひろとも at 2007年04月01日 11:14
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック