2013年08月09日

三陸踏査2013(第2日目その1)

二日目は宮古から大船渡まで縦断しました。
この区間で復旧している鉄道は三陸鉄道南リアス線の
吉浜〜盛間のみ。吉浜まではひたすらバスを乗り継いで行きます。
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山田線津軽石駅。震災後、くの字に曲がったまま
放置されていたディーゼルカーは撤去されていました。
22_20130609_カキ養殖.jpg
重茂(おもえ)半島の付け根を越えるとバスは山田湾に出ます。
湾内にはカキの養殖いかだが浮かんでいます。
23_20130609_山田町内店舗.jpg
プレハブ仮設の病院、仮設のホームセンター、
仮設の商店街など少しずつ戻ってきているものはありますが、
完全な復興はまだまだ先といった印象。
24_20130609_自民党.jpg
建物の基礎だけ残された土地に自民党のポスター。
復興がぜんぜん進んでないところへポスターなんて……。
取り戻したいのは議席でしょ!?

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岩手船越駅前で岩手県北バスから岩手県交通に乗り継ぎ。
本州最東端の駅も、このとおり閉鎖されたまま。
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列車の来ない踏切には「休止中」の貼紙。

27_20130609_浪板海岸.jpg
船越からしばらく海沿いを走ります。
この松林も津波に耐えた松でしょうか。
観光ホテルの一、二階は復旧工事中。

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大槌町のはずれに「マスト」というショッピングセンター。
食料品スーパーやホームセンターなどを含む複合施設です。
バスはわざわざ敷地内に入ってゆきます。
それもそのはず、降りる客、乗る客、けっこう多いんです。
バス停での乗り降りを見ていると、
山田町から釜石市くらいまで商圏に入っているようです。
帰京後、調べたところ、震災から九か月を経て
ようやく営業再開に至ったそうです。

途中の鵜住居、両石も被害は大きく、更地ばかり目立ちました。
集落ごと流された両石は国道45号線も片側が流され、
残った片車線の交互通行になっている箇所がありました。

29_2013-06-09.jpg
釜石に着きました。
甲子川を渡る三陸鉄道南リアス線のトラス橋が並んでいます。
この鉄橋、地震で橋桁ごとずれてしまったらしく、
それもあって南リアス線の復旧をむつかしくしているようです。

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市内には、全壊していてもまだ取り壊されていない建物も。
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その一方で、新たに建設が進んでいる建物も一定数ありました。
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港湾関係の建物。二階窓上あたりに取り付けられた
二つの青いプレートは3.11で津波が来た高さを示しています。
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助かった人びとが逃げ込んだ高台に来てみました。
岸壁に乗り上げていたタンカーは解体撤去されていました。
魚市場があったところは更地のままで、
街としての復興は道半ばといった印象です。
湾内に入り込む白い雲はやませですね。
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お昼は駅前の「まんぷく食堂」で生うに丼をいただきました。
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休止中の三陸鉄道の駅舎は「さんてつジオラマカフェ」に様変わり。
Nゲージのジオラマを囲んでお茶してみました。
手前の白い観音様は「釜石大観音」のミニチュアですね。

まだ二日目の途中ですが、長くなったので後半は次回に!
(つづく)
posted by ひろとも at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
最近は被災地の様子を見学に訪れる方も少しいます。知り合いでBRTに乗った方もいるようです。岩手県内も少し復興が進んだ感じもしますが完全に元の状態に戻るのが非常に難しいと思いました。
Posted by さらりとした梅酒 at 2013年08月09日 08:49
復興は一部では進んでいる箇所が増えています。
しかし、自分の感覚としては3.11以前の状態には
完全には戻らないような気がしています。
やはり少子高齢化が進んでいるので、復興できる人、
復興する必要のある人がずいぶん減っているように感じます。
ただ、いまの若い世代は自ら復興世代と自覚しているようで、
自分たちの力で東北に元気を取り戻そうと頑張っています。
元の街のコピーを復元する、というより、
彼らなりの新たな街づくりならできるはずですから、
そういった若い力には少しずつでも応援したいと思います。
Posted by ひろとも at 2013年08月14日 09:41
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