2015年06月12日

過去の鉄道雑誌から

我が家には、小学生とか中学生のころに買った
鉄道雑誌がまだ手もとに残っています。
20150607_1165.jpg
こちらは『鉄道ジャーナル』の別冊として出版されたもの。
いまでいうムック本みたいな感じです。
テーマは同じ「国鉄現役車両」ですが、
左は1980年版、右は1983年版です。
この三年の間にはいろいろ変化があった訳ですが、
今回はこちらに注目しました。
20150607_1166.jpg
新幹線です。左が1980年版、右が1983年版。
どこが大きく違うか、わかりますか?



もう少し、拡大してみましょう。
20150607_1167.jpg
じつは、0系の呼び方が変わっています。
1980年版では、ただ「新幹線電車」とだけ書かれていますが、
1983年版では、「新幹線0系」となっています。

0系が引退するとき、「0系」「0系」と騒がれていましたが、
この「0系」という形式名は登場後ずいぶん経ってから
後づけでつけられた呼び方なのです。
それ以前は、まさしく「新幹線電車」。
鉄道雑誌がこう書いているのですから間違いありません。
というか、そもそも形式名がなかったので、
こうとしか書きようがなかったのです。

では1980年から1983年までの三年間に、
なにが起きたのでしょうか?
なぜ、この間に「0系」という形式名がつけられたのでしょう?

答えは、1982年の東北・上越新幹線の開業です。
東北・上越新幹線に使われる車両は、
東海道・山陽新幹線とはまったく異なる形式の車両でした。
北国を走るので耐寒・耐雪設備を充実した専用車両です。
この車両は200系と名づけられました。
この200系と区別するために、
いままで新幹線電車と呼ばれていた車両に
0系という形式名がつけられたのです。
posted by ひろとも at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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