2015年12月01日

日本国有鉄道百年史

前々から欲しいとは思っていたんです。
調べものをするたびに図書館に行くのも面倒だし、
鉄道おたくを自認するなら持っていた方がいいんじゃないかと。
でも、古本ですら全巻揃っているのだと30万円前後。
なかなか手が出ませんでした。

ところが先日、神保町のとある古本屋さんで
全巻揃って7万円で売っていました。
なんでもおばちゃんがカラダが動かなくなってきて
閉店しようと思うから、全品三割引にしてるんだそうで。
だから7万円なのかと納得しつつ、それでもやっぱ高いなぁ。
だいぶ手に入りやすくなってはいるんですけど……。
そのときは後ろ髪引かれつつ、買いませんでした。

しばらく考えてみて、
次に行ったとき、まだ売れてなくて残っていたら買おう。
そう決めてまたその古本屋さんに行きました。
まだ、ありました。
奥付も確かめました。復刻版ではありません。
多少痛んでもいますが、発行年を考えれば致し方ありません。
急いでATMでお金を引き出してきて「おばちゃん、これください!!」

「あいよ」
そういうと、おばちゃんはなにやら電卓で計算してから
「はい、おつり」2万1千円くれました。
「へっ、なんで?」
「だって、ここに書いてある値段の三割引だから」
「あっ…はぁ…そうなの……!?」
なんだか拍子抜け。てっきり10万円の三割引だと思ってました。
ということは、ものすごくお買い得品じゃありませんか!!
20151123_2302.jpg
日本国有鉄道百年史』(日本国有鉄道、1969〜1974)は
日本の鉄道がいちばん輝いていた時代を描く貴重な史料。
本編が1巻から14巻まで。そのほかに年表、通史、索引・便覧、
別巻「国鉄歴史事典」、写真史が各1巻の合計19巻。
1969(昭和44)年から1974(昭和49)年にかけて刊行されました。
戦後の事業体である国鉄が編纂したものですが、
官設鉄道といわれた明治5年の創業から、
つまり日本の鉄道のはじまりからの記述があります。
いまは全国の鉄道を網羅的に語れる鉄道事業者がありませんから、
このような史料は、異常事態が起こって
鉄道全線国有化でもされない限り、二度と出ないでしょう。

しばらくの間「やっと出会えた」という満足感に浸っていましたが、
二日がかりで家に引き取ってくると
置き場所がないことに気づき困り果てました(笑)。

神保町の古書街がNHKの
ドキュメント72時間「世界最大 古書の迷宮へようこそ」
で放送されるそうです。
放送はこんどの金曜日(12月4日22時55分)。
私が『百年史』を買ったおばちゃんのお店も取材されていました。
おばちゃん、テレビに出てくるかな〜。楽しみ♪
http://www4.nhk.or.jp/72hours/
posted by ひろとも at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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