2017年03月20日

オル太「スタンドプレー」

いま、オル太の新作が都内二箇所で展示されています。

タイトルはどちらも「スタンドプレー」。
人びとの熱狂や都市の機能をシミュレーションし直すことで
出来上がった一連の作品です。

20170318_9904.jpg
ひとつめは、秋葉原電気街のはずれ、アーツ千代田3331
3331 ART FAIR 2017 -Various Collectors Prizes-

ここでは4つの作品の集合体として
大きなくくりの作品「スタンドプレー」が展示されています。
20170317_9897.jpg
白や黒の箱のように見える物体は都市の熱狂を象徴するものとして
宝くじ売り場の小屋がかたどられています。
手前の白い小屋の上にあるモニターは、
競馬場ゴール前の巨大モニターを表現していて、
馬券を予想をする人びとの映像が3DCGで流れています。

支柱でささえられているのは歩行者用の信号。
ここにも宝くじ売り場に行列する人びとが3DCGで映し出されます。

無色やピンクの細長い物体はネギ。
スーパーで売ってるあまりにありふれた食材であるものの
その形状ゆえにいまひとつ溶けこめ切れていない
異質のものとして扱われています。
このネギの視点はオル太らしくてなかなかユニーク。

20170318_9907.jpg
もうひとつの会場は、青山は岡本太郎記念館
TARO賞20年 20人の鬼子たち」。

TARO賞受賞作家として「スタンドプレー」を出品しています。
20170318_9913.jpg
こちらも宝くじ売り場、巨大モニター、歩行者用信号、パイロンといった
都市機能をかたどった作品が並びます。
3331の作品とは兄弟みたいな関係で呼応しています。

20170318_9914.jpg
こちらのネギはビニールに入れられてぶらさがっています。

オル太作品に登場する都市といえば、
2014年から15年の「電波の礎」「ヘビの渦」を思い起こしますが、
今回はまた違った視点と素材で表現しているのが印象的です。

ちなみに、岡本太郎記念館に来たのは初めて。
20170318_9926.jpg
「おおっ、ここが指彫刻の現場かぁ」と感慨深く見学しました。


●3331 ART FAIR 2017 -Various Collectors Prizes-
会場:アーツ千代田3331 1階メインギャラリー3331
会期:2017年3月17日(金)〜3月20日(月)
※会期は本日17時までなのでご注意ください。
http://www.3331.jp

●TARO賞20年 20人の鬼子たち
会場:岡本太郎記念館
会期:2017年3月12日(日)〜6月18日(日)
開館時間:10時〜18時(最終入場17時30分)
休館日:火曜日(祝日の場合は開館)
http://www.taro-okamoto.or.jp
posted by ひろとも at 07:39| Comment(0) | TrackBack(0) | オル太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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