2017年09月19日

二藤建人「断面をつなぐ」@引込線2017

あの二藤建人さんがまた新たな作品を発表しました。
所沢のひとつ先の航空公園駅からバスに5、6分乗って
バス停からさらに7、8分歩いたところにある
旧所沢市立第2学校給食センターで開催されている
引込線2017」という展覧会での展示です。

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「引込線」は今年で6回目だそうで、
今回は20組のアーティストが渾身の作品を出展しています。
会場はホントに給食センターだったんだな、という感じの場所でした。

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建物内も給食センターの設備がけっこう残っていて、
どこまでが元々あった設備なのか、どこからが作品なのか、
わからないところもあったりしました。
というより、意図的にその境界線をわかりにくくしている作品も(笑)。

肝心の二藤さんの作品は、これ。
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タイトルは「断面をつなぐ」。
白いモニターが二組向かい合わせになって台の上に立っています。
その台が横に三つ、手前から奥に三つ、合計九つ並んでいて、
18台のモニターは、それぞれ異なる映像と音声を流しています。
モニターの白いフォルムは、ちょっとガンダムっぽいです(笑)。

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どんな映像が流れているのか、モニターがぴったりくっついているので、
なかなかうかがうことはできません。
ガチャガチャと流れている音声に耳を澄ますと、
どこかのお店や、施設などに流れる都市特有の音だろうな、
というのがなんとなくわかります。
これらの映像がそれぞれどうつながっているのか、
どのような内容になっているのかは、わかりません。
ただ、見えないからといって適当なものを流しているのではなく、
キチンとつくりこんだ映像が流れているのはたしかです。
そこまでわかっているのに見えないのが
もどかしいというか、もったいないというか……

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ガンダムの手前の壁には、「あいちトリエンナーレ2016」でも
展示されていた「身体を左右に分断する」が。
真ん中だけ明るいのは、その部分だけ壁に穴が開いていて、
向こうから光が入ってくるからです。

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今回衝撃を受けたのは吉川陽一郎さんの「行為が態度になる時間」。
中心を固定された5メートルのひもの先についた鉄球を
ただひたすら歩いて回しているというパフォーマンス。
白い線の上を回しているのかと思ったら、
回っているうちに白い線が出来てきたんだそうです。
私が出かけたのは、会期も三分の二を過ぎたころですが、
すでに4,000周もしたそうです。

「やってみませんか?」
といわれたので、私も三周だけ回りました。
簡単なようで、なかなかむつかしいです。
三周まわりましたが、一度として同じ場所を通れません。
球が微妙に踊ったり、円からはみ出たりしてしまうのです。
「回ってれば平らになるのかと思ったら、
 回るほど凸凹になっていくんですよ」
と吉川さんはいいます。
会期が終わるまで、ぜんぶで何周するんだろう??

引込線2017
2017年8月26日(土)〜9月24日(日)、火・水休
旧所沢市立第2学校給食センター
http://hikikomisen.com
posted by ひろとも at 02:41| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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