2019年10月12日

オル太[耕す家]@青森EARTH2019:いのち耕す場所─農業がひらくアートの未来

千葉で三か月間、生活の場として使われてきた
オル太「耕す家」がはるばる青森までやってきました。

青森県立美術館が継続して開催してきた
「青森EARTH」という企画展で、2019年のテーマは
「いのち耕す場所─農業がひらくアートの未来」
アーティスト12組のひと組としてオル太が参加しています。

先月訪れた「耕す家」と再会。
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「生きている家は千葉にあるときだけで、
青森に行ったら廃墟ですよ」とメグ忍者がいったとおり、
たしかに生活の場としての家ではなく、
物体としての展示物になっていました。
外壁もぜんぶは復元されてなくて、骨組みだけの箇所も。
展示物の中にトイレはなく、母屋のみでした。

初日10月5日にはオル太のパフォーマンスがありました。
メンバー6人が2人3組に分かれます。
斉藤隆文とJang-Chiが「家」の復元作業、
井上 徹と川村和秀は「家」の部屋で版画制作作業、
長谷川義朗とメグ忍者は「家」の床下で
割り竹に活動記録の記載と朗読の作業をします。
いままでのオル太のパフォーマンスとはちょっと違って
公開創作活動といった印象です。
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「家」の壁が増え、版画や文字の書かれた割り竹が加わって、
それまで途中だった展示作業が完成しました。

同時に展示されているビデオ映像は、
9月の「大嘗祭」の様子、「耕す家」での生活の様子が
映し出されていました。
たいへんな作業、たいへんな努力だったと思います。
みていると、アート……というか、祝祭や芸能は、
決して余計なものとか、特殊なものではなく、
人びとのふだんの暮らしにものすごく密着していて、
ここで行われる踊りや歌、物語といったものは、
風習や生活の知恵の伝承に必要不可欠なものなのだ
ということがわかってきます。
そのことを、多くを語らず、物体と映像で強烈に訴えかけてくる
今回の展示は必見といっていいでしょう。

10月4日に行われた内覧会の様子が東奥日報に掲載されていました。
20191012_9644.jpg
オル太の「耕す家」の写真がどどんと大きく。

●「青森EARTH2019:いのち耕す場所 農業がひらくアートの未来」
2019年10月5日(土)〜12月1日(日)
(休館日 10月15日・28日、11月11日・25日)
時間:9:30〜17:00
場所:青森県立美術館
posted by ひろとも at 13:03| Comment(0) | オル太 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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